「多様性における一致」カテドラルで菊地大司教着座式 2018年2月1日
新たな東京教区大司教の着座式ミサが12月16日、カトリック東京カテドラル関口教会聖マリア大聖堂(東京都文京区)で、行われ、タルチシオ菊地功大司教(神言修道会)=写真右=が同教区の第9代大司教に就任した。
ミサには教皇大使、韓国のヨム・スジョン枢機卿、ガーナやドイツの司教らが、日本の司教団と共に祭壇に集った。参列者は約2500人。
ジョセフ・チェノットゥ教皇大使がフランシスコ教皇の任命書を読み上げた後、バルクス(司教の杖)が岡田武夫第8代大司教=写真左=から菊地大司教に渡された。
就任のあいさつで菊地大司教が掲げた東京大司教区のモットーは「多様性における一致」。
「この地に住むすべての人が、それぞれの多様性に十分に生きながら、一つの体に結ばれて一致することができるように、これから皆さんと一緒に取り組んでいくことができれば幸い」と語った。