米ムーディー聖書学院 学長ら3人辞任・引退 2018年2月1日
米福音派の神学校として有名なシカゴのムーディー聖書学院(MBI)評議員会が1月10日、「新たな指導部の時代」だとして、ポール・ナイキスト学長とスティーブ・モック最高執行責任者(COO)の辞任を発表した。ジュニアス・ベヌゴーパル学部長(プロボスト)も引退する。教界紙「アラバマ・バプテスト」などが報じた。
同学院関係者の「私的金融取引」が行われているとの疑念が強まっていた。評議員会は、一連の騒動の責任を取っての辞任かどうかについては言及を避けた。MBIは1886年、ドワイト・ライマン・ムーディーにより設立された。日本からホーリネスの指導者、中田重治ら多数が学んでいる。最近は財務面での困難から、ワシントン州スポケーンのキャンパス閉鎖、シカゴでの教授削減などを迫られていた。(CJC)