名護市長選挙にあたり「島ぐるみ宗教者の会」が声明 2018年2月1日
大城実氏(沖縄キリスト教学院・沖縄キリスト教平和研究所所長)や谷大二氏(カトリック教会名誉司教)、平良修氏(日本基督教団沖縄教区牧師)ら宗教者37人(1月現在)が共同代表を務める「辺野古に新基地を造らせない島ぐるみ宗教者の会」は1月18日、2月4日投開票の名護市長選挙において3期目を目指す現職候補を支持する声明を発表した。
声明では、普天間基地の辺野古移設は政府の主張するような負担軽減ではなく基地機能の強化になり、また埋め立て工事は大浦湾の生物多様性を奪うことになるとして、新基地を造ることは認められないと訴えた。その上で、名護市在住の宗教者・信仰者に向けて、辺野古の海にも陸にも新しい基地は造らせないという公約を鑑みて、命を守る立場から、基地機能の強化を認めるのか否か、大浦湾の埋め立てを認めるのか否か、真剣に検討するよう求め、現職候補の支持を訴えた。