高山右近福者列福と行政がコラボ 日本酒「右近」に純米酒登場 2018年3月11日
高山右近の出身地として知られる大阪府豊能郡豊能町が、キリシタン大名・高山右近の列福を記念して開発、販売した清酒「右近」(純米大吟醸)のラインナップに、新たな「純米酒」加わった。
清酒「右近」は、同町が特産であるキヌヒカリを使った特産品として企画。町に酒蔵がなかったこともあり、右近の洗礼地である奈良県宇陀市の芳村酒造に醸造を依頼し、商品化が実現した。2016年4月に発表され、大阪大司教区の前田万葉大司教を通じバチカンにも献上されている。大阪城ホールで行われた列福式の会場でも販売され、訪れた信者たちが買い求めた。
元列福運動推進委員会委員長の川邨裕明氏(カトリック芦屋教会主任司祭)によると、「爽やかな飲み口のワインのような清酒。毎年4月に発売される純米大吟醸の無濾過原酒はフルーティで飲みやすく、上品な味」だという。
問い合わせ・注文は、芳村酒造株式会社まで
〒633-2163 奈良県宇陀市大宇陀万六1797
TEL;0745-83-2231