海洋散骨専門の新会社が始業「シャロームセレモニー」 2018年5月1日
キリスト教の海洋散骨セレモニーを専門に取り扱う「海洋散骨シャロームセレモニー」(大阪府
堺市)の献社式が4月19日、大阪府堺市のチャペル・こひつじで行われた。
同社では、遺族と共に海洋散骨を行う「散骨セレモニープラン」、遺族から遺骨を預かり代理で散骨をする「代行散骨プラン」を用意。遺骨を粉末状にする粉骨作業も請け負い、チャプレンもしくは牧師が同行して共に賛美歌やゴスペル、祈りのセレモニーを行うほか、故人の記念品として彫金アクセサリーも製作する。いずれのサービスも信徒以外でも利用可能。
献社式では足立学氏(ウイングス・ゴスペルハウス牧師)による司式のもと、祝辞を述べた日本海洋散骨協会前代表理事の村田ますみ氏は、「現在、海洋散骨は年間1万件に達しており、死亡者数約100万人の1%に相当する。中には処分のような散骨も見受けられる」と危惧した上で、「必ずチャプレンや牧師が同行する点に期待したい」とあいさつした。
同社代表の吉田暁氏=写真右から2人目=と東京基督教大学でルームメイトであった株式会社「創世ライフワークス社」社長の野田和裕氏、20年来の親交がある日本国際飢餓対策機構理事長の清家弘久氏も登壇。最後に吉田氏が、「クリスチャンはもちろん、クリスチャンでない皆さまにも気持ちよくご利用いただけるよう努めたい」と結んだ。
問い合わせは同社(Tel 0120-996-013、平日土曜9~19時)、またはホームページ(http://amigos-k.jpn.org/#)まで。