米アッセンブリーズ・オブ・ゴッド教団 初の女性総主事 2018年5月11日
米アッセンブリーズ・オブ・ゴッド教団(本部=ミズーリ州スプリングフィールド)理事会は4月23日、第11代総主事にドナ・L・バレット氏を全会一致で選出した。総主事に女性が選ばれるのは同教団で初めて。就任は6月1日付。
同教団最高指導者のダグ・クレイ総監督はバレット氏について、「教会開拓に取り組み、教区の指導者、『総長老会』(ゼネラル・プレスビテリー)メンバーなどを務めて来たことは、彼女が謙虚さとリーダーシップの賜物を持ち合わせることを示してしている」とコメントした。
バレット氏は1988年、同教団の牧師として任職。オハイオ州ヤングスタウンの教会で「ユース・パスター」(青年担当牧師)として10年間、同州クリーブランドの教会で副牧師として7年間奉仕し、2002年に同州インディペンデンスに設立された「ロックサイド教会」牧師に就任。
ペンテコステ派系とされる同派は1914年、アーカンソー州ホットスプリングで設立総会を開き始められた。創設以来、女性教職者を認め、現在は牧師の約4分の1が女性。(CJC)