「沖縄ペンテコステ大会」 14年ぶりの開催で合同礼拝も 2018年6月11日

 第22回沖縄ペンテコステ大会が5月19、20日の両日、沖縄県中頭郡嘉手納町のかでな文化センターで開催され、2日間で延べ1460人が参加した。同大会は36年前、沖縄本島中部にある超教派の教会、牧師らによる親睦会「沖縄中部教役者会」が主催して始めた伝道集会で、宣教を開催の主目的としつつ、教会誕生の記念日である「ペンテコステ」を、クリスマス、イースターに次いで一般社会に知らしめたいとの願いもあり、大会名に「ペンテコステ」が加えられた。

 14年前の第21回大会までは毎年のように開催されてきたが、諸教会の事情で中断せざるを得なくもりちかなった。今回の開催について会長の崎原盛親氏(単立キリスト希望教会牧師)は、「14年という年月は、決して短い時間でなかったが、今回、過去21回にわたり開催されてきた沖縄ペンテコステ大会が、救霊のために用いられ、牧師、兄弟姉妹の交わりと成長のために用いられた『宝』であることが再確認され復活につながった」と話す。

 「ここに愛がある」をテーマに開催された今大会では、単立ペンテコステ教会フェローシップ(TPKF)栄シャローム福音教会牧師の小山英児氏と賛美グループLYRE(リラ)が講師を務め、LYREによるオリジナル曲「月の光」がテーマソングとして歌われたほか、「ペンテコステ」を記念するという趣旨のもと、沖縄中部教役者会に属する教会が一堂に会して「合同礼拝」をささげるという試みも行われた。礼拝の参加者からは、「本島中部に多くのクリスチャンがいることに励まされた」「毎年、合同礼拝を行ってほしい」などの声が寄せられた。

報告:石原真(沖縄バプテスト連盟与勝バプテスト教会牧師)

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