三重県子ども代表団の靖国参拝 同盟基督教団が中止を要請 2018年9月1日
三重県が全国戦没者追悼式に県の代表として派遣した子ども代表団が靖国神社を参拝していたことに対して、日本同盟基督教団「教会と国家」委員会(柴田智悦委員長)は8月8日、三重県知事らに宛てて抗議声明を送付した。声明では、公費を使った派遣団が靖国神社を参拝することは憲法20条および89条の違反だと指摘。また、靖国神社参拝が当然のこととして行われることは、自民党憲法改正案にあるように神社参拝が「社会的儀礼又は習俗的行為」とされ、強制されることにつながると懸念を示した。その上で、今後派遣される子ども代表団が靖国神社参拝を行わないことを求めた。