「メッシを神と呼ばないで」と教皇がサッカーファンに注意 2019年6月20日
教皇フランシスコは、サッカーファンがメッシ=写真=を「神」と呼ぶことに対し「神への冒涜」とし、その呼び方はしないよう注意した、と英メディア『スカイニュース』が伝えている。
発端は、FCバルセロナのファンがリオネル・メッシを、背番号10になぞらえ、しばしばスペイン語で神という意味に当たる「ディオス」をもじって「D10S」と呼んでいること。
スペインのテレビ『ラセクスタ』とのインタビューで、教皇は「理論上は冒涜になる。そう呼ばれるべきではない」とコメントしたという。
番組司会者のジョルディ・エボルが、自分はメッシが神だと信じていると語ると、フランシスコは笑いながら「私は信じません」と答え、崇拝されるのは神のみだとし、メッシについては「彼は見ていて素晴らしいが、神ではない」と語った。
教皇はサッカーファンとして知られており、ブエノスアイレスのチーム『サン・ロレンソ』のクラブメンバー。(CJC)