教皇が米朝首脳会談を称賛 「未来の平和への道筋に」 2019年7月11日
教皇フランシスコは9月30日、バチカン(ローマ教皇庁)のサンピエトロ広場で行った日曜の講話と祈りの「アンジェラス」で、同日早くドナルド・トランプ米大統領と北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長の会談が実現したことを称賛し、これが和平につながるよう願うと述べた。
教皇は、「この数時間、出会いの文化の良い例を朝鮮半島で見た。その主人公たちに敬意を表する。このような重要な意思表示が、朝鮮半島の和平にとどまらず、世界のためにも、未来の平和へのさらなる道筋となるよう祈る」と述べた。
トランプ大統領は30日、在任中の米大統領として初めて北朝鮮に足を踏み入れ、韓国と北朝鮮との軍事境界線がある非武装地帯(DMZ)の「自由の家」で金委員長と会談、非核化交渉の再開で合意した。(CJC)