「クリスチャントゥデイ」 峯野龍弘氏が会長を退任 2019年12月11日
2011年の就任以来、「クリスチャントゥデイ」代表取締役会長としてさまざまな疑惑を指摘されながらも「中途で無責任に放棄することはできない」と関係を断つことなく、擁護の姿勢を固持し続けてきた峯野龍弘氏(ウェスレアン・ホーリネス教団淀橋教会主管牧師)が、11月30日付で突如退任した。同サイトで12月2日に発表されたもの。後任の名前は挙げられておらず、同時に他の取締役の名前も消されている。社長には変わらず矢田喬大氏が留任し、編集長には創設当時、記者であった井手北斗氏が就任した。
峯野氏は退任の理由について12月9日、「異端カルト110番」の求めに応じ、文書で回答。それによると、「クリスチャン新聞とキリスト新聞などの報道、JEA(日本福音同盟)、日本基督教団など、その他匿名者などにより……様々な批判を受け」、淀橋教会に関しても「事実無根の情報発信が多数」なされ、その結果、ウェスレアン・ホーリネス教団に迷惑をかけたことを詫びた上で、自身に対する批判や不信頼は「一切」ないと断言。
そうした情報発信に「強い憤りと大なる不信感」を抱きつつ、あくまで批判者ではなく「(教会の歩みと宣教の働きを阻もうとする)サタンの攻略に打ち勝つべく、教会挙げて一致結束して前進して行こうと、強く決意」したことを明らかにした。
さらに「クリスチャントゥデイ」と張在亨(ジャン・ジェヒョン)氏(ダビデ張)をめぐる異端疑惑については、「独自で事柄の真実を見極めるために、愛と真実と祈りをもって検証し」た結果、「騙されていたり、過ちがあったことが明白になったりした暁には、国内外のすべての関係者の前に、心から深く謝罪する所存」とし、「以上のようなすべての状況を勘案してよりニュートラル(公正中立)な立場で自己責任を貫徹するため、この度クリスチャントゥデイの一切の役職を離任するため、代表取締役会長を辞任いたしました」と説明している。