死刑執行に抗議 カトリック正平協が声明 2020年1月11日
12月26日に福岡拘置所の魏巍(ウェイウェイ)死刑囚の刑が執行されたことを受けて、日本カトリック正義と平和協議会(勝谷太治会長)は同日、安倍晋三首相と森まさこ法務相に宛てて抗議声明を発表した。
声明では、教皇フランシスコが死刑に反対するカトリック教会の立場を一貫して訴えていることに言及。「すべてのいのちを守る」という教会の使命を自覚するとともに、「残酷でいつくしみに欠ける刑罰である死刑の廃止と、それに向けた執行の即時停止」を訴えた。