シリアの正教会大主教2人、2016年末に殉教か 2020年1月21日

2013年4月に誘拐されたアンティオキア正教会のアレッポ大主教ボウロス・ヤジギと、シリア正教会のアレッポ大主教ヨハンナ・イブラヒムが16年12月に殉教していた、と「正教ジャーナリスト連合」(英語版)が1月16日報じた。
2人はイスラム教スンニ派の反政府武装グループ「ノール・アル・ディン・アルゼンキー」に殺害された。同グループはサウジアラビアと米国から資金と武器を提供され、シリア紛争に独立参戦していたという。
2人の大主教は拷問により強制的に改宗させられようとしたとも伝えられる。2人の遺体はまだ発見されていない。
© 2015-2019. UOJ "Union of Orthodox Journalists"