宗派超え「いのち想う」ライフウォーク 京都で宗教者行進 2020年3月9日
宗派を超えた宗教者が自死・自殺問題や気候変動問題などを通じて、いのち、平和について訴える「京都いのちの日」の3月4日、「ライフウォーク~いのちを想う宗教者の行進~」が、京都市内で行われた。
「京都いのちの日」宗教者プロジェクト実行委員会の主催で、今年が5回目。宗教・宗派を超えた宗教者が、それぞれの信仰に基づく服装(衣体や祭服)を着用し、メッセージを掲げながら、左京区の聖護院門跡から中京区のカトリック河原町教会まで約3キロの道のりを練り歩いた。
代表の霍霍野廣由(つるの・こうゆう)氏(浄土真宗本願寺派覚圓寺副住職)は「3月は自殺対策強化月間で、これまで自殺・自死の問題に特化して『ライフウォーク』を行ってきた。宗教者の社会的活動は医療現場や平和運動など多様だが、分野や宗教・宗派は違っても『いのち』へのおもいは通底している。宗教者への期待がさらに高まる機会にしたい」と、日本共産党機関紙『しんぶん赤旗』に語った。(CJC)