日本ルーテル神学校 「沈黙の詩」動画を公開 2020年4月21日

 日本ルーテル神学校(立山忠浩校長)は新型コロナウイルス感染拡大の影響を受け、デール・パストラル・センター(齋藤衛所長)が始めた「詩編と祈り――音楽のスピリチュアリティとともに」の開講を秋に延期したことに伴い、同プログラムが伝えたい内容が、慰めを必要としている方のために提供されるべきとの認識から、「沈黙の詩(うた)」の動画をホームページ(https://bit.ly/2yiC9GN)上で公開した。

 公開されているのは、キャロル・サック氏(米国福音ルーテル教会宣教師)が詩編を読み、しばらくの沈黙の後、ハープと歌による音楽が流れる約5分間の動画。タイトルにある数字が詩編の番号になっており、一つひとつが独立した内容となっている。同センターは、「自由に選んでいただいて、詩編のことばに導かれて、共に黙想し、祈りを合わせていただければ」と勧めている。

 キャロル・サック氏は1982年に来日。2000~02年モンタナ州ミズーラにある「安らぎの杯プロジェクト」で音楽による死の看取りを学び、音楽死生学の資格認定を受けて日本に戻る。06年、音楽死生学に独自の要素を加えて発展させた2年間の研修講座「リラ・プレカリア(祈りのたて琴)」を立ち上げ、終末期にある人、心身の困難にある人にハープと歌による生きた祈りを届けるボランティアの養成に尽力している。

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