ロシアの修道士見習い 新型コロナ感染後に焼身自殺 2020年5月11日
モスクワ北方のセルギエフ・ポサード市にある「至聖三者聖セルギイ大修道院」=写真=のドミートリィ・ペリペンコ修道士見習いが新型コロナウイルス感染の疑いで入院し、精神疾患を患った経験もあってか自殺した。スプートニク通信が報じた。
検査で陽性が明らかになったペリペンコ修道士見習いは4月23日から24日夜にかけて、検査結果の文書を燃やし、病棟の窓から出て敷地内の教会に向かった。同教会の前でランプオイルを自身にかけ、焼身自殺を図った。
同見習いは全身の9割に火傷を負い、医師団は2日間救命に当たったが救うことはできなかったという。(CJC)
Alex Zelenko, CC 表示-継承 4.0, https://commons.wikimedia.org/w/index.php?curid=467774による