【Road to えきゅぷろ2022】 共同代表に聞く(1) 2020年11月11日
――本日は「えきゅぷろ2022」実行委員会で共同代表を務めるあんなさん、ゆりさんに話をうかがいます。いよいよ始動しました。まずはそれぞれ意気込みをお聞かせください。
あんな 2年後に「えきゅぷろ2022」をやると決めたはいいものの、このコロナ禍の中、今までのナレッジが通用しない、どうしたらいいの? と私自身、悩む日々が続いています。この連載では、私たちが悩んでいたり考えている姿もコンテンツとしてお届けすることになりました。クリスチャンとして未熟な姿をお見せすることになるかもしれませんが、温かい目で見守っていただけると幸いです。
ゆり 2017年から続けてきた活動が歩みを止めることなく、こうしてコロナ禍でも動き始められたことを嬉しく思います。これから「えきゅぷろ2022」に向けて、教派を超えて集う私たち「えきゅぷろ」ならではのコンテンツを多くの人にお届けしていきたいと思います。
――それぞれ「えきゅぷろ」との出会いについて教えていただけますか?
あんな 2017年の第1回です。仲の良い友人たちが立ち上げの段階からスタッフとして活動しており、当日のイベントに誘われたのが直接のきっかけです。一緒に代表をしているゆりさんや、私が所属するカトリック教会以外の友人たちとは、「えきゅぷろ」で出会ったと言っても過言ではありません。「えきゅぷろ」で他教派に触れるにつれ、自分の教派であるカトリックのアイデンティティについても考える機会がとても多くなったなと感じています。
ゆり 私は「えきゅぷろ」の立ち上げ当初からスタッフをしています。思えば2016年の冬、教会で企画したイベントで知り合ったカトリックの友人が、何か一緒に教派を超えて交流できないかと提案するために、私の通うルーテル教会を訪れたのがきっかけでした。ちょうど翌年が宗教改革500周年でもあるし、2017年に何か始めようというやり取りをしたことを覚えています。
――それぞれカトリック、ルーテルの教会に通われていたとのことですが、えきゅぷろでの交流を経て、互いの教派に抱いていた印象などは変わりましたか?
ゆり 「決まりなどが厳格で厳しそう・伝統的な教派」という印象をもっていましたが、次第に交流を重ねる中で、実は自分がイメージしていたよりも柔軟であると分かりました。また、「秘跡」「聖体拝領」といった今まで知らなかった言葉を知るようになり、よりカトリック教会に興味を持つようになりました。噛めば噛むほど味が出るというんでしょうか……。(つづく)