【東京・3月17日】 宗教メディアサミット 中外日報×仏教タイムス×文化時報×キリスト新聞

今こそ“健全な”宗教メディアの力が必要だ!

 2022年は安倍晋三元首相の銃撃事件に端を発した旧・統一協会問題をめぐり、宗教と政治、宗教2世など、さまざまな問題が世間の耳目を集めました。連日のようにジャーナリスト、弁護士、研究者などがメディアに登場する一方、宗教者自身が表立って発言する機会は圧倒的に少なかった印象です。被害者救済新法、解散請求権などが取り沙汰される中、宗教界には規制が強まることへの懸念が少なからず存在することは確かですが、宗教リテラシーの必要性はますます高まっていると言えます。

 今こそ宗教を取材対象としてきた専門紙・誌の記者、編集者が、客観的な立ち位置から、宗教の健全性を保つためにも、教団が抱える課題や可能性を、宗派を超えて広く社会に発信することが求められていると痛感し、このような催しを企画しました。信仰の有無、宗派にかかわらず、どなたも奮ってご参加ください。

・日時:3月17日(金)18~20時
・会場:貸会議室 内海2階(東京都千代田区神田三崎町3-6-15 東京学院ビル)*会場観覧は定員60名
・オンライン(Zoom)での参加/録画アーカイブの視聴も可
・参加費:会場観覧1,000円/オンライン視聴1,000円
・Peatixサイト(https://mediasummit.peatix.com/)、または「こくちーず」サイト(https://bit.ly/3IqJXX9)から。
・問合せ:shinkichi1109@gmail.com(松谷)
・主催:キリスト新聞社
・協力:こころのよりどころ「ここより」

【登壇者】 *敬称略
・工藤信人(仏教タイムス編集長)
 くどう・のぶひと 1963年秋田県生まれ。東洋大学大学院修士課程修了(宗教社会学)。1988年仏教タイムス社入社。2002年から編集長。関心分野は政治と宗教、宗教協力による平和構築、戦犯教誨師など。2016年、近代仏教史研究会大会で「占領下の戦犯教誨師ノート」を発表。

・佐藤慎太郎(中外日報社東京支社支社長代理)
 さとう・しんたろう 1981年宮城県生まれ。2013年、宗教専門紙「中外日報」の記者となり、東日本大震災や臨床宗教師、宗教間対話などをテーマとした宗教・宗派横断的な記事を執筆してきた。2022年より現職。

・小野木康雄(文化時報社社長兼主筆)
 おのぎ・やすお 1975年生まれ。文化時報社社長兼主筆。ウェブメディア「福祉仏教 for believe」運営責任者。一般財団法人お寺と教会の親なきあと相談室代表理事。1998~2019年、産経新聞社で大阪社会部、政治国際部、京都総局などに在籍。

・丹羽宣子(RIRC研究員、中央学院大学非常勤講師)
 にわ・のぶこ 1983年福島県生まれ。一橋大学大学院社会学研究科博士後期課程修了。博士(社会学)。著書に『〈僧侶らしさ〉と〈女性らしさ〉の宗教社会学――日蓮宗女性僧侶の事例から』(晃洋書房)。

・コメンテーター:西出勇志(共同通信編集委員)
 にしで・たけし 1961年京都生まれ。同志社大学卒業後、85年に共同通信社入社、京都支局時代の1992年から30年間、宗教取材を継続。現在は「こころ」のページを担当。宗教とメディアに関する論考に「『類似宗教』観からの脱却を」(月刊『Journalism』2022年12月号所収)など。

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