8月13日に、朝鮮半島についての平和と和解のための地球規模の祈りが、北朝鮮と韓国の間に架け橋を築くことを求める声を一つにするだろうと、世界教会協議会(WCC)が7月26日に公式サイトで述べた。
韓国キリスト教教会協議会(NCCK)によって作成されたこの祈りは、毎年、光復節の前の日曜日に、挑戦が日本の植民地支配の圧政からの独立を勝ち取った1945年のこの日を記念しようと、北朝鮮と韓国の両方で行われる。この日はまたこの半島がが二つの国々に分断された時でもある。
この祈りは、今年が休戦体制70周年記念であると説明している。
「朝鮮半島にしばらくの間吹いていた春の風が途絶えてしまい、そして今やそれは冷たい空気に満ちた土地に過ぎません」とその祈りの文には記されている。「戦争の危険が増大しつつあり、強大な権力を持つ国々が、この地の民が思うことにかかわらず、好き勝手なことをやりたい放題にしています」
この祈りは、平和と再統一の小さな行いと小さな種が続いていることについて省察するものとなっている。「この民に自らの十字架を自身の方に背負わせ、和解と平和の丘を登らせてください」と、この祈りの文には記されている。「戦争のエネルギーを消し去り、私たちの民族の未来が自らの民族の強さと知恵によって決められるようにしてください」
この祈りはまた、日本が汚染された核の廃水を海洋に投棄しようとしていることについても言及している。
「神よ、地球全体を危険にさらすこれらの行為を止めるための知恵を私たちにお与えください」と、この祈りには記されている。「このために、南と北、北と南が、声を一つにして語り、朝鮮半島を越えて世界平和に貢献する一致団結した国となるようにしてください」
(エキュメニカル・ニュース・ジャパン)