イーロン・マスク氏「キリスト教がなければ西洋はダメになる」に同意 2024年1月3日

 ソーシャルメディアX(旧Twitter)のオーナーで米起業家のイーロン・マスク氏は、「キリスト教がなければ西洋はダメになる」としたラッパーでインフルエンサーのポストに賛意を示した。「プレミア・クリスチャン・ニュース」が報じた。

 Zubyとして公に知られているNzube Olisaebuka Udezue氏は、西洋文化からキリスト教が取り除かれることを、「建物の土台を取り除いたのに、それが永遠に立ち続けると高慢に期待している」ことにたとえた。「内外の敵がその建物を倒そうとしているのに」と100万人のフォロワー向けに発信し、2万8000「いいね!」を獲得した。

 マスク氏は、これに対して 「あなたの言うとおり」とポスト。クリスチャンであるZubyは、2023年6月に自身のポッドキャストでホストを務めた。

 2013年のYouTubeチャンネル「Soul Pancake」でのレイン・ウィルソン氏とのインタビューで、マスク氏とウィルソン氏は宗教について話した。

 何かを崇拝しているかという質問にマスク氏は、「何かを崇拝しているわけではないが、テクノロジーを使って人類を進歩させることに全力を注いでいる」と答えた。

 しかし、2020年8月にスペースXのドラゴンカプセルが歴史的なスプラッシュダウン(宇宙飛行士ボブ・ベーンケンとダグ・ハーリーを無事に地球に帰還させること)をした際、マスク氏はスピーチの中で「私はあまり信心深くないが、このために祈った」と語った。

(翻訳協力=中山信之)

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