トランプ大統領 新たな資金調達アピールで「神が私を救った理由」強調 2025年9月3日

ドナルド・トランプ米大統領は、2024年7月の暗殺未遂事件で神が自身の命を救ったのは、「アメリカを再び偉大にする(MAGA)」という使命を継続し、最終的に「天国へたどり着く」ためだと信じていると述べた。「プレミア・クリスチャン・ニュース」が8月29日、報じた。
トランプ氏が8月25日、自身の政治活動委員会「ネバー・サレンダー社」から送付した資金調達メールでの発言。「天国に行きたい」と題されたメールは、冒頭に太字でこの文言を繰り返した。
「神が私を救った理由はただ一つ:アメリカを再び偉大にするためだ!」とトランプ氏。
メールでは7月のペンシルベニア州集会で発生した銃撃事件に言及。軽度の耳の負傷で済んだことを受け、「全能の神の恵みにより、私は生き延びた」と述べた。
キリスト教徒を自認するトランプ氏は、公のメッセージで宗教的言説を増加させている。2024年にはFOXニュースに対し、「もし私が善人なら天国へ、悪人なら別の場所へ行く」と発言。今月初めにはロシアとウクライナの和平交渉の可能性について議論する際、同様の見解を繰り返した。
「週に7千人の命を救えるなら、それはかなり——可能なら天国に行きたい。「自分はうまくいっていないと聞いている。本当に最下層にいる。だがもし天国に行けるなら、これが理由の一つになるだろう」
メールは「24時間トランプ募金集中キャンペーン」の一環として直接的な寄付要請で締めくくられ、支持者に「勝利を継続させるため」15ドルの寄付を呼びかけている。
(翻訳協力=中山信之)