フィリップ・ヤンシー氏が長年の不倫を告白 公的な執筆・講演活動から引退 2026年1月7日

これまで30冊以上の著作で累計1700万部以上を売り上げた米国を代表するクリスチャン著述家のフィリップ・ヤンシー氏(76歳)が、長期にわたり不倫関係にあったことを認め、今後の執筆・講演を含むすべての公的活動から退くことを明らかにした。米『クリスチャニティ・トゥデイ』誌が1月6日付で報じた。
ヤンシー氏は声明の中で、既婚女性との不倫関係を約8年間にわたり続けていたと告白。この行為は自身の信仰と、これまで著書や講演で語ってきた倫理観、結婚観に明確に反するものであり、多くの人々、とりわけ妻と家族に深い傷を与えたと述べた。詳細については、関係者のプライバシーを守るため明かさないとしている。
同氏は、自らが公の場に立つ資格を失ったと考え、執筆活動、講演、インタビュー、SNSを含む発信から身を引く決断をしたと説明。報道によると現在は、カウンセリングや信頼回復のための取り組みに専念しており、残された人生を「これまで書いてきた言葉にふさわしい生き方をすること」に費やしたいと語っている。また、神の赦しと憐れみ、そして傷ついた人々の癒やしのために祈りを求めた。
妻のジャネット・ヤンシーさんも同時に声明を発表。長年にわたる裏切りがもたらした精神的な衝撃の大きさを率直に表明した。一方、50年以上続く結婚の誓いを大切にしつつ、神の赦しを信じ、癒やしの道を歩むための祈りを求めている。
ヤンシー氏はジョージア州アトランタ出身。1970年代からキリスト教メディアで執筆活動を始め、『この驚くべき恵み』などの著書で世界的に知られる存在となった。著作は40以上の言語に翻訳され、福音派を中心に多くの読者に影響を与えてきた。2023年にはパーキンソン病を公表しており、近年は活動を徐々に縮小していた。
邦訳書は『神に失望したとき』『誰も書かなかったイエス』『誰も知らなかった恵み』『「もう一つの世界」からのささやき――信仰の境界地に住む人たちへ』『ソウル・サバイバー 私を導いた13人の信仰者』など、いのちのことば社から多数出版されている。
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