米NCC ベネズエラに対する米軍の軍事行動を強く非難 2026年1月13日

米国キリスト教会協議会(NCCC-USA、事務局=ニューヨーク)は1月7日、「ベネズエラに対する米軍の軍事行動に関するNCC声明」を公式サイトで発表し、米国によるベネズエラ爆撃と大統領夫妻の逮捕を強く非難した。
声明の全文(翻訳=エキュメニカル・ニュース・ジャパン)は以下の通り。
ベネズエラに対する米軍の軍事行動に関するNCC声明
米国キリスト教会協議会(NCC)は、1月2日(土)に行われた米軍によるベネズエラ爆撃により、少なくとも40名の民間人と軍人が命を落としたことを深く悲しんでいます。私たちは、悲しみに暮れるご家族、負傷者、そしてベネズエラのすべての人々に祈りを捧げます。この地域は今、人為的に生じた新たな世界的危機の拡大する影響に直面しています。これほどの規模の暴力は決して封じ込められることはなく、波紋のように広がり、貧困層、避難民、そして既に脆弱な立場にある人々に最も大きな重荷を負わせています。
私たちはキリスト教徒として、すべての人間が神の似姿であることを認めます。私たちの信仰は、人間の尊厳を守り、神の愛によって形作られた正義を実践するよう私たちに呼びかけています。私たちは勇気をもって平和を追求しなければなりません。不当な侵略、暴力、そして支配行為は、この召命に反し、すべての人々の幸福を追求するという福音の教えに真っ向から反するものです。
したがって、NCCは、米国によるベネズエラ爆撃と大統領夫妻の逮捕を、可能な限り強い言葉で非難します。これらの行為は、軍事力の行き過ぎであり、国際法を揺るがすものです。さらに、米国が世界において掲げると主張する道義的責任の旗印を裏切るものです。このような好戦的な行為は、地域の安定を脅かすだけでなく、世界の不安を増大させ、無数の罪のない人々の命をさらに危険にさらしています。
NCCは、軍事力による政権交代を追求する動きが続いていることに深く懸念を抱いています。これは、適正な手続きや信頼できる証拠なしに、既に民間人の死をもたらしている手法です。これらの行為は、この国家が建国された民主主義の原則と憲法上の約束に反するものです。
議会の承認なしにベネズエラに対して軍事力を行使することは、不道徳であるだけでなく、違憲です。これは、米国民の安全確保に全く寄与せず、侵攻の正当化として挙げられてきた暴力や依存症の根本原因への対処にもなりません。むしろ、戦争の拡大と、罪のない人々のさらなる犠牲を招くだけです。
最後に、私たちは議会に対し、憲法上の権限を行使して、この無許可の武力行使を終わらせるよう強く求めます。信仰と良心を持つ人々に、発言と行動を呼びかけます。不当な戦術を終わらせたいという思いを、国会議員に伝えてください。
正義を通して追求される平和は弱さではありません。それは、公共の場で実践される誠実さなのです。

















