第4回聖書エッセイコンテスト 「聖書×贈りもの」テーマに122作品 2026年2月12日

日本聖書協会(石田学理事長)主催の第4回「聖書エッセイコンテスト」(キリスト新聞社、クリスチャン新聞協賛)の授賞式&特別対談が1月31日、銀座・資生堂ビル「ワードホール」(東京都中央区)およびオンラインで開催された。今回のテーマは「聖書×贈りもの ―Bible×Gift―」。応募総数122作品の中から選ばれた受賞作の発表と表彰に続き、選評委員を務めた林あまり氏(歌人、演劇評論家)と清涼院流水氏(作家、英訳者)による特別対談も行われた。司会は本紙編集長の松谷信司が務めた。
授賞式にはノミネートされた作品の関係者ら約50人が、沖縄、山梨、富山を含む遠方からも参加。当初、大賞作品が発表されたが、受賞者から作品が自身の体験ではなく架空の設定による創作である旨の申し出があり、募集要項の「自分の体験や考えを綴る随筆」との趣旨に適合しないことが確認された。受賞した筆者と協議の結果、大賞は該当なしとなった。主催者は混乱を招いたことを謝罪し、今後はエッセイの定義をより明確に示す方針を表明した。
準大賞2作品、佳作7作品のほか、審査員らによる「あまり賞」「流水賞」「松谷賞」、日本聖書協会総主事賞などが選ばれた。作品は、家族や教会、人生の節目と聖書との関わりを「贈りもの」という観点から振り返る内容が多く、信仰継承や日常生活の中での聖書の意味を語る多様な声が寄せられた。
授賞式後の特別対談では、各受賞作品について登壇者がそれぞれ感想を述べた上で、折々にプレゼントを贈り合う教会内の文化や、贈り物にまつわる逸話、信仰体験の言語化の難しさなどについて語り合った。
同コンテストは、聖書と人との関わりを随筆として表現する場として企画され、信徒に限らず幅広い参加を受け付けている。次回、第5回の募集要項は後日、日本聖書協会のホームページ上で発表される予定。














