「バレンタインデー廃止せよ」 街頭での牧師の訴えが波紋 2026年2月17日

バレンタインデーの「廃止」を呼びかける牧師の姿を収めた動画がオンライン上で拡散され、議論を呼んでいる。英紙「プレミア・クリスチャン・ニュース」が報じた。
ソーシャルメディアで広まっている映像には、「ジョン牧師」と名乗る説教者が街頭で演説する様子が映っている。牧師は、キリスト教徒はバレンタインデーを祝うべきではないと主張した。
牧師が特に問題視したのは、歴史的由来を理由にクリスマスを祝わない教会がある一方で、バレンタインデーについては疑問を呈さないという「矛盾」だと述べた点である。
映像の中で牧師は、「ある教会ではすでにバレンタイン用のバナーを掲げているが、クリスマスには決してそのようなことはしない」と語った。
報道によれば、通行人の一人は「クリスマスを中止する者などいない」と反論し、祝うかどうかは各教会の判断に委ねられていると指摘した。別の通行人は冗談めかして「あなたの名前がバレンタインなら、中止すればいい」と応じ、周囲の笑いを誘った。
この動画には、ユーモアを交えた反応から神学的見地に立つ異論まで、さまざまなコメントが寄せられている。ある視聴者は「神の愛は聖書に明確に示されている。『神は、その独り子をお与えになったほどに、世を愛された』(ヨハネによる福音書3章16節)」と書き込んだ。一方で別の視聴者は「私には笑い話に思えるが、彼にとっては深刻なのだろう。笑わせてくれてありがとう」と皮肉を込めたコメントを残している。
バレンタインデーをめぐる是非は、信仰と文化の関係をどう捉えるかという、より広い問いを改めて浮かび上がらせている。
(翻訳協力=中山信之)
UnsplashのTownsend Waltonが撮影した写真














