ACPE認定のチャプレン育成プログラム 日本で2026年秋開始予定 2026年2月25日

 CPE of Central Californiaは、ACPE(Association for Clinical Pastoral Education)認定の臨床牧会教育(CPE)プログラムを、2026年秋より日本の参加者を対象に開始する予定だ。形式はオンライン授業と対面実習を組み合わせたハイブリッド型。教育には、同センター所属のACPE認定教育者候補チャプレンである関野和寛氏(牧会学博士)が関わる。

 CPEは、病院やホスピス、福祉施設、教会、寺社、学校など、心のケアの現場における実際の関わりを主要な学習素材とする実践的教育プログラムで、チャプレン養成を目的とする。講義中心ではなく、他者との関係のあり方や、その関わりがケアを受ける人の経験にどのような影響を与えるのかを省察的に探究する点に特色がある。

 参加者はスーパービジョンのもとで臨床実習(1ユニット約300時間)に従事し、振り返りと講義(週5時間)を通して自己理解を深め、ケアの質を高めていく。各ユニット修了後には、ACPE認定CPEの1ユニット修了証が授与される。CPEは20世紀初頭の米国医療現場に起源を持ち、ACPEは米国教育省に承認された認定団体である。

 日本は高度な医療技術と幅広い医療アクセスを有する一方、急な診断告知や長期療養、終末期ケア、看取り、グリーフケアに関する専門的研修は十分とは言い難い現状がある。関野氏は、本プログラムがスピリチュアルケア従事者に自己のケアの在り方を見つめ直す機会を提供し、各現場でより深い実践につながるとともに、国際的に認められた資格取得への道を開くことへの期待を語る。

 参加対象者の宗教的所属は問わない。キリスト教、イスラム教、ユダヤ教、仏教、神道、無宗教など多様な背景の参加者を歓迎する。宗教者に限らず、医師、看護師、医療ソーシャルワーカー、教師、カウンセラー、ボランティアなど対人援助に携わり、チャプレンに必要な技法を学びたい者も参加できる。

 問い合わせはCPE of Central Californiaの関野氏(Kazuhiro.Sekinoアットマークacpe.edu)まで。

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