矯風会 米・イスラエルのイラン攻撃に抗議 即時停止と外交解決求める 2026年3月16日

 女性キリスト教団体の日本キリスト教婦人矯風会(飯田瑞穂、鏡清美代表理事) は3月11日、米国とイスラエルによるイランへの軍事攻撃に抗議し、軍事行動の即時停止を求める声明を発表した。

 声明は、2月28日に開始された両国による攻撃について、国家による武力行使を原則として禁じた国連憲章に反する行為だと指摘。報復攻撃の応酬が続く中で多くの民間人が犠牲となり、学校への攻撃で子どもたちが命を落としたとの報道にも触れ、「民間人に戦争の犠牲を強いることは世代を超えて人々の生活に影を落とし、ひいてはその国の発展の妨げにもな」ると強く非難した。

 また、「強い影響力のある国家による違法行為は、民間人を危険にさらすだけでなく、国際平和と安全の基盤となる国際規範をも脅か」すと懸念を表明した上で、「敗戦の深い反省のもとに生まれた平和憲法を持つ日本政府」に対し、「いかなる武力行使も支持せず、関係国に自制と平和的解決に向けた連携を求める立場を明確に」するよう要請した。

 声明の全文は以下の通り。


米国とイスラエルによるイランへの軍事攻撃に抗議し、即時停止を求める声明

 日本キリスト教婦人矯風会は、民間人の命と生活を奪う米国とイスラエルによるイランへの軍事攻撃に強く抗議するとともに、イランに報復攻撃の自制を求め、紛争の即時停止を求めます。

 武力攻撃により病院、学校、住宅、空港等人々の暮らしを支える施設が破壊され続けています。米国とイスラエルがイランの指導部や軍事施設への攻撃を開始した2月28日には、イラン南部のミナブで小学校がミサイル攻撃を受け、7歳から12歳の女の子と教員160人以上が死亡したと伝えられています。米国とイスラエルによる軍事攻撃は他国への武力行使や武力による威嚇を禁止した国連憲章に違反し、また小学校への攻撃は、戦争中に民間人や民間施設への攻撃を禁じた国際人道法違反に当たります。

 戦争で最も被害を受けるのは、女性や子ども、高齢者や障がいのある人々など、脆弱な立場にある人々です。空爆で自由と人権は守れません。民間人に戦争の犠牲を強いることは世代を超えて人々の生活に影を落とし、ひいてはその国の発展の妨げにもなります。

 強い影響力のある国家による違法行為は、民間人を危険にさらすだけでなく、国際平和と安全の基盤となる国際規範をも脅かしています。敗戦の深い反省のもとに生まれた平和憲法を持つ日本政府は、いかなる武力行使も支持せず、関係国に自制と平和的解決に向けた連携を求める立場を明確にしてください。

公益財団法人 日本キリスト教婦人矯風会

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