韓国基督教教会協議会（ＮＣＣＫ）は１１月２４日、第７４回総会で韓国長老教会のパク・スンチョル氏を新総幹事に、また大韓イエス教長老会総会長のチョン・フン牧師を新しい会長に選任した。パク氏は人権・社会正義分野で長年活動してきたことで広く知られ、今回の就任によりＮＣＣＫの公的使命の強化が期待されている。ＮＣＣＫが同日に公式サイトやフェイスブックなどで伝えた。

　パク氏は、韓神大学校神学大学院で神学修士（新約学専攻）を取得し、成均館大学文学部史学科を卒業。現在はハヌリ教会担任牧師として奉職する傍ら、４・１６財団理事長など、市民社会の要職を務めている。これまで韓国教会人権センター所長・理事長、国家人権委員会政策顧問、全国牧会者正義平和協議会会長などを歴任し、韓国教会における人権擁護の旗振り役として活動してきた。

（エキュメニカル・ニュース・ジャパン）