「カトリックの独身制は非人間的」 伊〝インフルエンサー司祭〟が誓願放棄 2026年2月11日

 イタリア・ミラノのカトリック司祭が、恋愛観や司祭独身制をめぐる教会の立場への葛藤を理由に、自らの誓約を破棄した。「プレミア・クリスチャン・ニュース」が報じた。

 ネット上で「インフルエンサー司祭」として知られるドン・アルベルト・ラヴァニャーニ氏は、司祭が性行為や身体的親密さを断つことを求められる制度に疑問を表明。「人の愛情や性、他者との関係性が美しいものとして認められないのは偽善的だ」と語った。

 17歳で信仰に入り25歳で叙階、コロナ禍にSNSで発信を始め約30万人のフォロワーを獲得し、昨年のカトリック・デジタル宣教者らの聖年行事にも参加した。

 旅や若者・未信者との対話を通じて教会への新たな視点を得た一方、若者の問いに確信が揺らぎ危機を経験、独身制を「本当に尊重できなかった」と明かし、聖職者に課される「非人間的な」期待に苦悩したという。

 今後は司祭職を離れるが召命への思いは変わらないとし、若者との活動や執筆を継続する見通し。SNSでは信仰に関する質疑応答やキリスト教系音楽イベントの動画を発信してきたが、昨年には健康サプリの広告契約を巡って批判も受けていた。

(翻訳協力=中山信之)

海外一覧ページへ

海外の最新記事一覧

  • 聖コレクション リアル神ゲーあります。「聖書で、遊ぼう。」聖書コレクション
  • 求人/募集/招聘