【雑誌紹介】 精神的な支えがないと… 『BIBLE&LIFE 百万人の福音』5・6月号

 特集「NHK朝ドラ『風、薫る』主人公のモデル 日本のナイチンゲール・大関和の情熱と信仰」。「賎業とされていた看護の仕事を、専門職として確立させ、教育制度、法制度を整えることにも尽力した和」。その看護への思いと信仰について、医療に関わる3人が語り合う座談会「和から学ぶ看護の心」。

 「和の時代と現代、医療や看護の世界でどのような違いがあると思われますか?」と、司会の宮田真実子(同誌編集長)が問う。

 看護師・保健師の土肥道子(JECA朝顔教会教会員)が答える。「看護の歴史としては、世界的にはカトリックの修道女が神と人への奉仕として行っていたことが始まりかと思います。……日本においても、和をはじめとするクリスチャンが看護の基礎を立ち上げたことを知って、やはり看護の精神とキリスト教の精神はつながっているんだなと感じました。今の時代看護師として働く中で、業務の忙しさや人手不足などのためにバーンアウトしてしまう方もおられますが、今も昔も精神的な基盤や支えがないと続けていくのが難しい職業なのかなと思います」

 続けて医学生の新行内祐実(日本長老教会おゆみ野キリスト教会教会員)が言う。「昔は医療職と宗教の結びつきが強かったというなら、今はだいぶ乖離してしまっているのではと感じます。自己犠牲や隣人を愛することを体現する看護や医療は医療従事者自体の精神的な支えがあってこそなのかなと感じました」

 看護師が当時「賎業」とされていたことについて、看護師・保健師の鎌田愛子(保守バプテスト同盟御徒町キリスト教会教会員)が述べる。「賤業とされたのも当時の状況を考えればある意味仕方なかったと思いますが、和が植村牧師に勧められ、看護師の道へと進んだのは、やはり相当な覚悟が必要だったであろうと想像します。……そんな看護職が憧れとか安定と形容されるまでになったのは、和や先人たちのおかげである部分も大きいと思います。ただ、一方で、やはりいまだに『看護師』だというと、『大変だね』『きついでしょ』という反応も受けます。実際幅広い専門的な知識や技術、体力やメンタルの強さも必要な割に、まだまだ正当には評価されていない面もあるのかな、と」

【1,100円(本体1,000円+税)】
【いのちのことば社】

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