【新刊】 『「ロマ書」の人間学――ノモスにとらわれない生き方』 葛生栄二郎

《葛生栄二郎 著》
己の中の内なるノモス(律法)の壁を破砕せよ!
「法に従う倫理」から「愛に従う倫理」へ――パウロの信仰が最も凝縮して語られている「ローマの信徒への手紙」(「ロマ書」)。人間が神からの恵みによってドラスチックに、ドラマチックに造り変えられていく様を描いた人間改造の書を、死への跳躍を前にした一人のキリスト者が自らの信仰によって読み解く。
【目次】
序 章 エジプトを出るということ ――聖書の観想学――
第1章 信から信へ ――召される人間(1章1節~17節まで)――
第2章 罪から義へ ――義化される人間(1章18節~5章11節まで)――
第3章 死から生へ ――聖化される人間(5章12節~8章39節まで)――
第4章 法から愛へ ――徳化される人間(9章1節~15章33節まで)――
【A5判・上製・518頁 定価2,970円(本体2,700円+税)】
【キリスト新聞社】ISBN978-4-87395-748-7