【新刊2021年2月】 新版・教会暦による説教集『イースターへの旅路 レントからイースターへ』 荒瀬牧彦 編

2006年、教会暦を味わう『教会暦による説教集』シリーズの刊行から、15年。
その間に日本を襲った、東日本大震災、それに伴う福島第一原子力発電所事故、各地での災害、そして新型コロナ・ウイルスの世界的流行……全世界的に社会が変化しつつある現代のレント・イースターに、教会は何を語るのか。
気鋭の牧師・司祭の説教を通して味わう、「教会暦による説教集」の新シリーズ第2巻。
第2巻は、「灰の水曜日」から始まる受難節(四旬節)をたどり、「棕櫚の主日」「洗足木曜日」「受難日」そして「復活祭(イースター)」から「昇天日」までの復活節を、様々な教派の若手・中堅の牧者たちの説教を通して味わう。最後の昇天日説教では、第1巻の編者の越川弘英氏が、日本ではあまり記念されることのない「昇天日」の新しい祝い方についても提言。
レントの期間を通して、キリストの受難に心を傾け、イースターから昇天日までを、復活の意味をさまざまな視点から味わう、コロナ禍の教会に贈るメッセージ集!
受難節
《灰の水曜日》
「神への全集中」
日本基督教団 高槻日吉台教会 吉岡恵生
《受難節第一主日》
「神はレンタル救世主?」
日本基督教団 北千里教会 宮岡真紀子
《受難節第二主日》
「分断の壁の向こうから」 日本基督教団 新潟教会 長倉 望
《受難節第三主日》
「自分の十字架を背負って」
日本基督教団 横浜本牧教会 宮川忠大
《受難節第四主日》
「突然、神の国のドアが開いて」
日本基督教団 吉祥寺教会 友野富美子
《受難節第五主日》
「主に仕える者」
日本基督教団 大阪城北教会 山口義人
《受難節第六主日 -棕梠の主日-》
「今はあなたたちの時」
日本基督教団 武蔵野扶桑教会 北村裕樹
《洗足木曜日》
「食べなさい、飲みなさい」
関西学院大学神学部 橋本祐樹
《受難日》
「神の子は、他人を救ったのに自分を救えない」
カンバーランド長老キリスト教会 さがみ野教会 宮井岳彦
復活節
《復活日 -イースター-》
「長すぎた聖金曜日」
日本福音ルーテル教会 関野和寛
《復活節第二主日》
「肉もがれる逸脱の息 ― シャローム」
マイノリティ宣教センター 渡邊さゆり
《復活節第三主日》
「今日も生きておられるイエスと共に」
東京フリー・メソジスト教団 南大沢チャペル 飯田 岳
《復活節第四主日》
「神の栄光を見る者に」
保守バプテスト同盟 盛岡聖書バプテスト教会 近藤愛哉
《復活節第五主日》
「だからまた、互いに愛し合う」
遺愛女子中学校高等学校 百武真由美
《復活節第六主日》
「キリストの勝利」
日本基督教団 神戸東部教会 古澤啓太
《復活節第七主日 -昇天日-》
「キリストの昇天と教会 ― ペンテコステに備えて」
同志社大学キリスト教文化センター 越川弘英
【編集委員】
越川弘英 同志社大学キリスト教文化センター教員
中道基夫 関西学院大学神学部教授
荒瀬牧彦 日本聖書神学校教授
【四六判・並製・256頁、定価1,980円(本体1,800円+税)、ISBN978-4-87395-788-3 C0016】
【キリスト新聞社】