【既刊】『キリスト教史の学び(上・下)』越川弘英
同志社大学で、一般学生にキリスト教史を教えてきた著者が、初心者に向けてキリスト教の歴史を〝わかりやすく〟伝えるために著した入門書。
母胎となったユダヤ教の歴史から、キリスト教の誕生と発展、古代から中世、そして宗教改革を経て世界の隅々まで宣教が広がっていく様子を丁寧に解説。
それぞれの時代の社会におけるキリスト教会の存在と活動を追いつつ、随所に散りばめられたコラムでは、コンスタンティヌス、アウグスティヌスから、聖フランシスコ、ルター、カルヴァン、バルト、ボンヘッファー、キング牧師、現代の教皇フランシスコといった、象徴的な人物の働きや思想を取りあげ、初心者の興味を惹く仕掛けが凝らしてある。
はじめてキリスト教の歴史を学ぶ人に最適な一冊。
上巻では、ユダヤ教の成立、イエスの誕生から、中世ヨーロッパにおける「キリスト教世界」の成立まで、キリスト教の最初の1,500年の歩みをたどる。
下巻では、宗教改革から現代まで、キリスト教が世界に広がっていく様子を記す。
『上』【A5判・312頁・定価2,200円(本体 2,000円)、978-4-87395-775-3】
『下』【A5判・346頁・定価2,420円(本体 2,200円)、978-4-87395-781-4】