【雑誌紹介】 どうしたらゲームやめられる? 『カトリック生活』2月号
千斗枝グローバル教育研究所代表、こうちねっと見守り会議会長の山中千枝子による連載「心にともる光を信じて」第45回「どうしたらゲームやめれるの」。小学校からの依頼で開催した「インターネット、ゲーム」についての学習会の直後、5年生の子どもたちからこのように尋ねられたという。
「『やめたいの?』、そう問いかけると、真剣な表情で『うん』と大きくうなずいた」
「『ご飯を食べるとき以外は、寝るまでゲームしている』『学校へ来ても、ゲームの話とか、ラインの続きの話をするき、やまらない』」
「夢中になってゲームやLINEにはまっているばかりではない。やめたい気持ちがあるのに……というのが、子どもの現実なのだろう」
「『お家で普通にやっていたこと、みんなでできたらいいよね。何がある?』という私の提案に、少しずつ意見が出てくる。臨時の学級会がはじまった」
「大人が教えることも大切だ。でも、ヒントを少しだけ投げかけさえすれば、子どもたちの発想は拡がっていく。そのことを実感できた子どもたちだったことが、私はうれしかった。自分の可能性は、自分で、そして仲間と見つけていってほしい」
【220円(本体200円+税)】
【ドン・ボスコ社】