【雑誌紹介】 牧師は「何でも屋」? 『BIBLE&LIFE 百万人の福音』2月号

 特集「牧師って何をする人?」。同誌が30代~70代の教職者34人(所属教団・教派16)から回答を得たアンケートの結果を紹介している。

 「牧師の役割の中で大変、つらいと感じることはなんですか?」との質問。「多くあげられたのは、求道者や信徒が何らかの理由で教会を去ってしまうこと。自分と信徒であったり、信徒同士の人間関係のトラブルに苦悩する人も。『教会員が新来会者を排除することがつらい』という意見もあった」

 「また、説教奉仕や牧師として最も大事な仕事がおろそかになってしまうほどの教団や教会の雑務を任されること、休みが取りにくいこと、という声も。会員が比較的少ない教会の場合、牧師が『何でも屋』となり、汎用性を求められるため、順応できない人も多いのでは、という意見もあった」

 「教会員数、受洗者数など、量的基準で評価されることへのつらさを訴える人や、若いことや女性であることを理由に不当な扱いを受けたと感じることも」

 「一人として同じ牧者はいない。世が定める『職業』とは違う。こうあらねばならぬと人が人に押し付けるものでもなく、神がその人その人に与えるもの。それが『神に召される』ということなのだろう」と同誌編集者の宮田真実子がまとめている。

【690円(本体627円+税)】
【いのちのことば社】

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