【新刊】 関西学院大学神学部ブックレット16『キリスト教の看取り・送り』 関西学院大学神学部 編
牧会における重要な役目のひとつである「看取り」。教会に任された業でもある「送り」。古から続いてきた教会の営みを、周死期のケア、家族・遺族へのケア、葬儀などさまざまな視点から、ポストコロナの日本社会における、「看取り」と「送り」をもう一度考える。同大教授陣のほか、第一線で人々の「死」に向き合ってきた牧師、病院チャプレン、葬儀社職員、教誨師たちの講演を収録。
【執筆者】
中道基夫(関西学院院長・関西学院大学神学部教授)、
汐碇直美(日本基督教団奈良教会牧師、淀川キリスト教病院チャプレン)、
高見晴彦(株式会社シャローム代表取締役)、小野留緒記(株式会社シャローム職員)、
森本典子(関西学院大学神学部専任講師)、井上 智(関西学院大学神学部助教)、
岸本光子(大阪暁明館病院伝道所牧師、同病院 チャプレン)、宮岡真紀子(日本基督教団北千里教会牧師)
【目次】
・主題講演「牧会の課題としての周死期ケア」(中道基夫)
・現場報告「生から死へのグラデーションを、共に歩む」(汐碇直美)
・現場報告「あとは、やっておきますから」(高見晴彦、小野留緒記)
・神学講演「寄り添いを超える ディアコニアの視点から考える看取り・送り」(森本典子)
・シンポジウム「看取りと送り─ それぞれの立場から」(井上智、岸本光子、宮岡真紀子)
【A5判・並製・102頁、定価1,650円(本体1,500円+税)】
【キリスト新聞社】ISBN978-4-87395-830-9 C0016