【新刊】『講解説教 出エジプト記』 内坂 晃

「出エジプト記」は現代のキリスト者に、いかなるメッセージを告げているのか。
聖書記者の信仰告白と、その背後にある神の御手にまなざしを向けた、15年にわたる著者渾身の説教集。出エジプト記全講解。

「現代文明とは何か。それは神を無視した人間の傲慢の果てにたどりついた凶器のパノラマである。……そこで生きている人間は深く病んでいる。……魂が病んでいる。あのキルケゴールが申しましたように、私達は、絶対者なる神の御前に、まず深く沈黙するところから再出発しなければならぬと思います。そして私達が他ならぬ人間であること、人間にすぎぬことを思い知らねばなりません。」(本文より)

<著者紹介>
内坂 晃(うちさか・あきら)
1946年鳥取県東伯郡泊村生まれ。63年日本自由メソジスト教団丸山教会にて受洗。同志社大学法学部政治学科卒業。関西学院大学神学部大学院修士課程修了。清教学園高校聖書科講師を経て、81年日本基督教団聖天伝道所設立。同教団砧教会牧師、恵泉女学園高校聖書科講師、稲城教会牧師、東洋英和女学院大学講師を経て、2009年聖天伝道所牧師。18 年日本基督教団隠退教師となり、現在聖天聖書集会代表。

【A5判・並製・710頁・定価5,280円(本体4,800円+税)】
[キリスト新聞社]ISBN978-4-87395-832-3 C0016

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