【雑誌紹介】 希望の巡礼を「共に」 『聖母の騎士』1月号

 けがれなき聖母の騎士聖フランシスコ修道女会シスター・岡立子の連載「シスターのひとり言」第12回「希望の星、聖マリア」。

 「私たちは、意識しないと、日常の中に静かに吹く聖霊の息に気づかない。私たちが今いる場所で、小さな小さなことの中で働かれる聖霊のわざに気づかない」

 「主イエスに信頼することによって得られるだろう『安定(stability)と安心(security)』。それは、この世が求める安楽とか、自分だけは安全だという保障ではない。むしろ、どんなことがあっても、『安心しなさい。わたしである。恐れるな』(マタイ14・27)と言われたイエスの言葉に信頼し、勇気をもって『沖に漕ぎ出す』ことが出来る、キリスト者の在り方を示しているのだろう。その、私たちの生き方そのものが、希望を必要としている人々への証しとなるのだろう」

 「『希望の巡礼者となる』。私は、教皇フランシスコがたびたび口にするこの言葉が好きだ。真の希望は、私たちに、『関係性』の中で生きることを求める。独りよがりの自分勝手な希望は、欺かない希望ではない。キリスト者の希望ではない。希望の巡礼は『共に』歩むものだ」

 「巡礼者だから、歩いている最中である。まだ到達していない。けれど、目指す希望に向かっていることを知っている。神への希望によって、私たちは『永遠のいのち』を信じている」

【本体225円+税】
【聖母の騎士社】

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