【雑誌紹介】 社会全体を教会として指し示す 『福音宣教』(6月号)

月間テーマ「全国の教会の現状(1)」。松村繁彦(大阪高松教区司祭、札幌教区事務局長)の「社会は教会、小教区はその一部」。
「私たちの教会とは○○教会だけではなく社会全体を教会として指し示すのです」
「したがって、一つの教会施設内だけの活動に限定され縛られることは、本来の教会や司祭の姿ではありません。一つの教会施設での働きは、あくまで教会活動の一側面に過ぎないことを忘れてはなりません」
「教会が、傷つき倒れ、生きる力を失った人々が立ち直るための場所であり続けるためには、戦いの場に目を向け、平和を取り戻す活動が必要です。……教会が全てを抱え込むのではなく、人々が社会共同体の中で幸せに生きるための奉仕者であることが、教会の本来の姿であると信じ、そうありたいと切に願います」
【660円(本体600円+税)】
【オリエンス宗教研究所】