【雑誌紹介】 キリストの再発見 『聖母の騎士』8月号

連載「シスターのひとり言」。岡立子(けがれなき聖母の騎士聖フランシスコ修道女会シスター)が「闇の中に輝く復活の光を信じて…」と題して新教皇レオ14世に言及する。
「教会内外で多くの課題をもつ中での教皇職。しかし、レオ14世は、問題解決のプロセスを検討するより先に、教会は私たちのものではなく、イエス・キリストのものであること、もう一度、イエス・キリストという原点に戻ることの大切さを、私たちに思い起こす。原点から出発しなければ、いつまでたっても、『私たち』の失敗、成功に左右され、道、目的を失ってしまう。反対に、教会という『舟』の中に、イエス・キリストがおられることを再発見するなら、私たちの不足、弱さの中に働かれる神のわざを賛美、感謝しながら、前に進むことが出来る」
「キリストを再発見する道は、キリストの『心』を再発見する道だ、とも言えるだろう。そのためには、私たちは、立ち止まって、表面的なことよりさらに深く、私たちの内奥、私たちの『心』に入らなければならない」
「表面的なことに留まらず、『心』で見つめること。世の中を、周りの人を、そして自分自身を『心』で見つめることによって、見つめる相手の本質、真の姿を悟ることが出来る」
【本体225円+税】
【聖母の騎士社】