【雑誌紹介】 聖書に答えを求めない 『BIBLE&LIFE 百万人の福音』1・2月号

特集「『新約聖書』とは何か?」。日本バプテスト連盟ふじみ野バプテスト教会牧師の山下真実(まこと)が、「いま、あらためて考える聖書とのつきあい方」と題して提言する。
「今回編集部より頂いた機会に、私は『頑張って聖書を読み通そう!』『今日を生きる指針を聖書から見つけよう!』というようなこととは、少し違う視点をお伝えしたいと思っています。それは『日々の生活の中で、もっと肩の力を抜いて、聖書とつき合ってみませんか?』ということです。真面目に、時に一生懸命に聖書を読むことも大切です。しかし、それだけが聖書の読み方ではありません」
「最初にご紹介したいのは、『聖書に答えを求めない読み方』です。クリスチャンはよく、『人生で直面する課題や試練への答え』や『日々を生きる指針』を聖書のことばに求めようとしますし、そうするようにと励まされるかもしれません。悩みや迷いの『答え』を、聖書のことばの中に見つけようとするのです」
「しかし、皆さんもご存じのように、現実では思うようにいかないことがたくさんあります。聖書を読み祈り続けても、一向に状況が変わらないこと、聖書をいくら読んでも答えと思えることが見つからないこと、聖書のことばと目の前の出来事が、どうにもつながらないように感じられることもあります」
「聖書というのは、人生におけるさまざまな疑問に対する『答え』を、自由に引き出すことができる、人生のマニュアルやQ&A集のような書物ではないのです。むしろ聖書というのは、人生の中でさまざまな現実に直面する私たちに、『問い』を差し出してくれる書物であると私は思っています。聖書のことばの前で静かに耳を傾ける時、一つひとつのことばが私に向かって、生き生きと問いかけてくるのです」
「もう一つ、ご紹介したいのは『聖書と一緒に毎日を生きる読み方』です。これは、答えや問いを意識して探すというよりも、聖書を『生活のそばに置いておく』というイメージです。まるで家族や友人のように、日々の生活の中で自然に一緒にいる存在として、聖書とつき合っていくということです」
「大切なのは、聖書と日常の中で自然に対話すること。四六時中構えて向き合う必要はありません。ふと立ち止まり、耳を澄ませるとき、聖書が友のように語りかけてくることを待ちたいのです」
【1,100円(本体1,000円+税)】
【いのちのことば社】
















