【雑誌紹介】 お母さんたちを助けたい 『福音宣教』(4月号)

 月間テーマ「幼い命と母を守る」。千葉県流山市で産後ドゥーラとして活動する井上昌子による「母親たちを支える産後ドゥーラを全国に」。

 「ドゥーラというのはギリシャ語で『他の母親を援助する経験豊かな女性』という意味です。ドゥーラ発祥の地である米国では、かなり以前からこの職業が確立されていたようで、産前と産後の二種のドゥーラがおり、妊婦さんのサポートに入る仕組みになっています」

 「産後ドゥーラの目指すキャッチフレーズは、『産前産後の母親に寄り添い支える人。母親が安心できる環境をつくり、愛情と優しさを持って、母子共にすくすく育つ世の中に』です」

 「産後うつは出産後のホルモンバランスの激変や生活環境の変化にあると言われています。母親の一〇人に一人が経験するとも言われている病気で、症状は様々です。六年間ドゥーラをやらせていただいていますが、そのようなお母さんと接することも度々あります」

 「流山市保健センターからの突然の依頼は、産後うつのお母さんのケアがほとんどです。どのような性格の方か、症状はどうなのか、私にとってはかなりのプレッシャーや負担となり、とても不安になります。そのようなお母さんとは、何よりも信頼関係の醸成が大事だと考えています」

 「一番大切なことは、愛情と優しさを持って母親に寄り添うことです。そして母親の睡眠・休息を確保し、本人の育児・家事の負担をいかにして減らせるか。それには家族の協力が欠かせません」

 「皆さんの想像以上にお母さんたちは助けを必要としています。本当に助けてあげたいと思います」

 「そのサポートは自治体によっても相当違います。子どもが増えている自治体はサービスも充実しており、私たち産後ドゥーラを安価に使うことができるようになっています。そのような地域は子育てのための環境が充実していると感じます。そうでない地域もたくさんあります」

 「子どもたちが、そしてお母さんが、心身ともに健やかに過ごせるようにサポートする団体があるということを、多くの方に知っていただき、その活動を全国に広げていきたいと心から願っています」

【660円(本体600円+税)】
【オリエンス宗教研究所】

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