【書評】 『聖書に登場する12人の非凡な女性たち』 ジョン・マッカーサー
聖書に登場する女性たち――エバ、サラ、ラハブ、ルツ、ハンナ、マリヤ、アンナ、サマリヤの女、マルタとマリヤ、マグダラのマリヤ、ルデヤの12人に焦点を当て、「イエス・キリストへの集中した信仰」について問うた書。著者は米国グレース・コミュニティ教会の牧師兼マスター・カレッジ神学校の学長。
12人の女性について解説と考察に留まらず、巻末の手引きで「エバはアダムをどのように見ていましたか」など、クイズ形式で考えを深められる工夫も。
著者は、信仰が彼女らを非凡にしたのであり、美貌や若さや功績がそうしたのではないと述べる。「理解しているつもり」に、いい意味で一石を投じる本。
【本体2,500円+税】
【ヨベル】9784907486532