連載一覧
-
【宗教リテラシー向上委員会】 英国特有の大斎節(レント)行事「パンケーキ・デー」 與賀田光嗣 2022年3月1日
断食や節制の前に、牛乳や卵を処分ないし栄養を取るために、パンケーキがいつしか作られるようになったことが由来である。
-
【東アジアのリアル】 不測の事態への備え 遠山潔 2022年2月21日
極度の監視下にある中国のキリスト者たちだが、彼女たちの間ではこの「冬」を乗り切ろうと静かに燃え続ける信仰がある。「あなたがたは蛇のように賢く、鳩のように無垢でありなさい」(マタイによる福音書10章16節)とのみ言葉が今なお力強く迫ってくる。
-
【教会では聞けない?ぶっちゃけQ&A】 信仰継承に強制は必要? 白井幸子
神は正しく、恵み深い神であり、「その独り子をお与えになったほどに、世を愛された」(ヨハネによる福音書3章16節)方であることを、親を通して体験する幼い子に、信仰を強制する必要はないものと考えられます。
-
【夕暮れに、なお光あり】 万人祭司実現のため――「牧師」を「牧使」に 細川勝利 2022年2月21日
万人祭司であるならば、牧師と信徒の上下だけではなく、年齢や性別、さらに健康状態、社会的地位などにおいても、上下があってはならない。
-
【教会では聞けない?ぶっちゃけQ&A】 なぜ十字架がシンボル? 山下智子
-
【宗教リテラシー向上委員会】 誕生日を祝わないイスラーム 小村明子 2022年2月21日
パキスタン人の知人によれば、人間の寿命は神によって決まっているから、歳を重ねるほど定まった寿命に近づいていき、あまり良いことではないから誕生日を祝うことはないという。
-
【空想神学読本】 愛とゆるしの悪魔の福音書『チェンソーマン』 Ministry 2021年夏・第48号
「このマンガがすごい!2021」のオトコ編第1位に選ばれた『チェンソーマン』(藤本タツキ)は、悪魔の力を宿したアンチヒーロー、デンジの血しぶきあげる活躍を描くダークファンタジー。その設定には古今東西の映画や漫画、宗教や神話などからの引用が多く見られる。中でもキリスト教要素が強く、登場人物に(中世神学の)9階級の天使たちの名が付けられているほか、ヨハネの黙示録の4騎士、回る炎の剣、十字架、ミルトンの「失楽園」の挿絵などがモチーフとして使われている。
-
【教会では聞けない?ぶっちゃけQ&A】 礼拝に遅刻は禁物? 山下智子
礼拝でも最前列が空いている傾向があり、後から着いた人が、先についた人の前に座ることになるかもしれません。でも、恵みというのはいつでも私たちには計りしれないものです。
-
【夕暮れに、なお光あり】 葛藤しつつも三つ編みの糸として 細川勝利 2022年2月11日
今かけがえのない人を失ったり、重い病気で苦しんでいる方々がいることと思う。このY兄姉のように人生に葛藤しつつも、主のみ手に望みを置いて日夜過ごしたいものである。
-
【東アジアのリアル】 韓国教会と気候危機 李 相勲 2022年2月11日
キリスト教環境運動連帯事務総長のイ・ジニョン牧師は、韓国のキリスト教系テレビ局CBSとのインタビューの中で、創世記1章に触れつつ「神が人間に与えた使命は被造世界を守ることであり、気候問題は単なる社会的問題ではなく信仰の問題である」と語っている。