日本福音振興会が顕彰式 日野原氏、泉田氏に功労賞 2011年11月19日

 日本福音振興会は11月2日、お茶の水クリスチャンセンター(東京都千代田区)で日本福音功労賞顕彰式を行った。
 日本の福音宣教に永年にわたり貢献した人を顕彰する同賞は今年で19回目を迎える。今回顕彰者に選ばれたのは、日野原重明(聖路加国際病院理事長・同名誉院長)、泉田昭(日本キングス・ガーデン連合会長、日本福音振興会会長)の2氏。
 顕彰者の顕彰理由は次の通り。日野原氏は、①聖路加国際病院院長・同理事長として貢献した、②ライフ・プランニング・センター、新老人運動によって高齢社会に希望を与えた、③『現代医学と宗教』(岩波書店、1997年)、『愛とゆるし』(教文館、2010年)等、多くの書籍を出版した。
 泉田氏は、①練馬バプテスト教会の牧師、日本バプテスト教会連合理事長として宣教に励んだ、②日本の福音派の一致と成長に尽力した、③障がい者と高齢者の福祉に貢献した。

 日野原重明(ひのはら・しげあき)=1911年山口県生まれ。京都大学医学部・同大学院修了後、聖路加国際病院の内科医に赴任。聖路加看護大学学長、聖路加国際病院院長、同理事長を歴任。93年、独立型ホスピス「ピースハウス病院」(一般財団法人ライフ・プランニング・センター)を開設。2000年には「新老人運動」を始める。『いのちを育む』(中央法規出版)など著書多数。

 泉田昭(いずた・あきら)=1931年広島県生まれ。中央大学法学部、東京神学塾を卒業後、練馬バプテスト教会牧師に就任。日本バプテスト教会連合理事長、日本プロテスタント聖書信仰同盟実行委員長、日本福音同盟理事長を歴任。共同作業所「ホサナショップ」、グループホーム「第一・第二ホサナホーム」を開所し、社会福祉法人日本キングス・ガーデンを設立した。

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