賀川豊彦と吉田茂、かつてノーベル平和賞最終候補に 2017年10月1日
【CJC】貧困や労働問題に取り組んだ社会活動家の賀川豊彦(1888~1960)が1954、55、56年のノーベル平和賞選考で最終候補に残っていたことが、ノルウェー・オスロのノーベル研究所が開示した資料で9月24日までに確認された。
日本の戦後復興や民主化に貢献したとして吉田茂元首相(1878~1967)も65年の選考で最終候補に残っていた。
賀川や吉田が平和賞候補として複数回推薦を受けていたことは既に明らかされていたが、日本人の平和賞受賞は74年の佐藤栄作元首相だけ。