焼津市でビキニデー交流集会 日本宗平協がアピール採択 2018年3月21日

日本宗教者平和協議会(荒川庸生理事長)は2月28日、静岡県焼津市で「3・1ビキニデー宗教者平和運動交流集会」を開催し、集会アピールを採択した。アピールでは、1954年に行われたビキニ環礁での水爆実験によって、マーシャル諸島の人々や第五福竜丸=写真=を含めた多くの漁船が被災したことを指摘し、被爆国の宗教者として「核兵器のない平和で公正な世界」の実現のため「ひき続き奮闘する決意」を表明。核兵器使用を前提とする「核抑止力」論に反対し、「対話と交渉」が唯一の選択肢だと訴えた。