〝「つながり」を力に〟 三鷹で第2回たらんとフェスティバル 2019年10月11日

 「クリスチャンのつながりは力になる」を合言葉に、聖書にまつわる小物を手作り、販売するクリエイターや、教会関係者が営む店舗などのネットワーク化に取り組んできた「はこぶね便」事務局は9月16日、2015年の第1回に続き2回目となる「たらんとフェスティバル」を三鷹産業プラザ(東京都三鷹市)で開催した。当日は全国から26の出店者が展示・販売用のブースを並べ、悪天候にもかかわらず延べ350人を超える信徒らが来場した。スタンプラリーや腕相撲コーナーなど、子ども向けのプログラムも多数用意されており、親子連れの来場も目立った。

 「はこぶね便」は、キリスト教系の団体、企業、教会が発行する印刷物を、全国の諸教会に低コスト(1通12円)で一括郵送できるサービス。福祉作業所などとの提携により、2012年から始めた。他にも、クリスチャンの「ものづくり」を応援できるギフトカタログ「たらんと」の販売も手掛ける。  会場となった一室には、色とりどりのアクセサリーや聖書カバー、CD、ハンドメイド雑貨、革細工、焼き菓子などが所狭しと並べられ、来場者と出店者が熱心に対話しながら、購入や体験をする姿が見られた。出店者の約半数がこのようなイベントへの参加は初めてということで、ネット通販では得られないリアルな「つながり」に手応えを感じていたようだ。

 ステージ企画としては、「はこぶね便」のコンセプトを歌にしたテーマソングのお披露目や、クリスチャン整体師の津島ちひろさんによる体操指導、カメラマンである松山歓己さんと角谷隼人さんによるワークショップも行われた。

 「はこぶね便」を運営する有限会社トップ・スペース代表の上原雄平さん(新生キリスト教会連合キリストの栄光教会員)は、「個々人の賜物(たらんと)は小さくても、それらが集まることで大きな力になるという『はこぶね便』のモットーが体現できた。既成の枠を越えた新しいチャレンジをこれからも続けていきたい」と意気込みを語った。

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