パリ発共同通信が、9月17日付けのスペイン紙パイスなどの報道として、スペイン北東部バルセロナの世界遺産サグラダ・ファミリア教会の建設責任者は、新型コロナウイルスの流行による観光客の減少で、これまで予定してきた2026年の完成がほぼ不可能との見方を示した、と報じている。教会は新型コロナの流行で3月に閉鎖、7月初め再び公開された。
建築家アントニ・ガウディ設計として知られる同教会は1882年に建設を開始した。完成予定の2026年はガウディ没後100年に当たる。
教会の建設費は入場料や寄付によっていたが、昨2019年7月は1日平均の入場者が約1万5600人だったが、今年は約2千人。責任者は「奇跡が起きなければ、2026年に工事は終わらないだろう」と述べている。(CJC)
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