クリスチャン文書伝道団(CLC)が12月で解散 6書店はそれぞれの道 2020年9月23日
世界福音伝道団の文書事業部として1950年から全国のキリスト教書店運営を担ってきた宗教法人クリスチャン文書伝道団(CLC、中野覚団長)が、70年にわたる働きを終え、2020年12月で解散すると発表した。長引く出版不況に加え、新型コロナウイルスなどの影響から「働きを継続することは困難であると判断」したという。
同伝道団は現在、お茶の水、名古屋、金沢、京都、岡山、広島の6店舗を運営しているが、お茶の水と名古屋の2店舗はいのちのことば社直営店として継続、金沢、岡山、広島の各店舗は規模を縮小し個人店に、京都は閉店という道を選んだ。
「お知らせ」全文は以下の通り。
宗教法人クリスチャン文書伝道団(CLC)解散のお知らせ
主の尊い御名を賛美いたします。
1950年、英国からの文書伝道師R・オーラム師によって日本におけるCLCの文書伝道が始まりました。その後、各地域に店舗を構え、店頭販売だけでなく当初より外販車での働きを継続してきました。時代とともに数店舗は閉店を余儀なくされましたが、現在では6店舗の運営と出版事業を通して、文書伝道の働きを続けてきました。
しかしながら、ここ数年の出版不況に加え、新型コロナウィルスなどの影響により、宗教法人としての働きを継続することは困難であると判断し、2020年12月をもって宗教法人クリスチャン文書伝道団は解散することになりました。
70年にわたり、多くの教会、牧師、信徒の方々にお祈りいただき、支えていただいたこと、また宣教の働きを担うことができ、大変感謝いたします。
なおお茶の水店は21年1月より、いのちのことば社が引き継いでくださいます。外販および月刊誌発送も引き継いでくださいます。もし、いのちのことば社を希望されない場合、手続きの関係もございますので10月末までにご連絡ください。
クリスチャン文書伝道団 団長 中野 覚